「べっぴんさん」すみれの姉・坂東ゆり(蓮佛 美沙子)のモデルは佐々木智恵子?

連続テレビ小説「べっぴんさん」ヒロインすみれの姉・坂東ゆりのモデルは、三浦(佐々木)智恵子。

ドラマの坂東ゆりは成績優秀、ピアノも運動も得意。はっきりと自分の考えを言える女性です。すみれの成長に戸惑いつつもあたたかく支える重要な存在なんですね。父親の選んだ人との結婚を拒否して強引に幼馴染と結婚したり、行動力あふれる女性です。やがて潔といっしょに父の作った坂東営業部を復活させるため頑張ります。

でも、ゆりは智恵子をモチーフとしながらもいろいろなエッセンスがくわわったキャラクターなんですね。

モデルとなった三浦智恵子とはどんな人で、ゆりとは何が違うのでしょうか。

 三浦智恵子とは

名前:三浦智恵子(みうら ちえこ)
旧姓:佐々木

生年:明治38年(1905年)12月
生誕地:大坂府

父:佐々木八十八 
母:佐々木倆子

明治38年(1905年)、坂東八十八の次女として生まれました。
長女は早くに亡くなったため、事実上の長女として妹・惇子の面倒を見ます。

妹の惇子とは13歳年が離れてました。そのため妹の面倒をよく見たといいます。

惇子のために服を選んでいましたが、惇子は金持ちの子供に見られるのを嫌がって抵抗していたようです。

智恵子は神戸女学院を卒業後、子爵・三浦義次と結婚し東京で暮らします。
結婚相手の義次は美作国(岡山県)勝浦藩主・三浦基次の長男でした。

東京の三浦邸には父・八十八が上京したときにはよく泊まりに来ました。三浦邸を気に入っていたようです。妹の惇子が女学校を卒業後は八十八とともに、敦子に上京を勧めました。

太平洋戦争末期。東京が空襲にあって三浦邸が焼けました。そのため岡山県勝浦町の旧藩邸に疎開しました。

惇子の家が被災したときには敦子も呼び寄せました。

夫・三浦義次はレナウン・メリヤス工業の取締役・東京佐々木営業部の監査役を務めました。

「べっぴんさん」坂東ゆりとの違いは

モデルとなった佐々木智恵子と坂東ゆりはかなり違っているんですよ。
智恵子は次女でした。長姉がいましたが早くに病死しています。妹・惇子との歳の差は13歳でしたが、ドラマでは3歳になりました。そのため惇子にとっては唯一のお姉さんでした。

智恵子は元大名家の家柄となる三浦義次と結婚します。
でもドラマのゆりは華族の次男を婿に迎えるという話を断って、幼馴染の野上潔(尾上清がモデル)と結婚するんですね。親の決めた結婚相手が元上級武士というところは同じですが後の展開はオリジナルなんです。

智恵子は戦争で家が焼けると夫の実家に疎開しますが、ドラマのゆり達は父の実家に疎開することになります。

結婚して離れ離れになってしまうと出番がなくなるので。身近な人と結婚して登場場面を多くしたのでのでしょうね。

すみれに大きな影響を与える野上潔のパートナーとなることで、すみれにとってもずっと重要な存在であり続けます。

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ゆりは様々な人のあわさったかたち

ドラマでは早くに母親がなくなってしまうので、すみれにとっては母親代わりとなります。そのあたりは母はなのモデルとなった佐々木倆子の要素も入ってるかもしれません。

ドラマの坂東ゆりは坂野敦子の姉・佐々木智恵子をモデルとしながらも、母・倆子、尾上清の妻、という様々な人々のエッセンスが合わさったキャラクターなんですね。さらにドラマオリジナルの要素を加えた架空の人物のようになりました。

でもだからこそヒロインの姉としてドラマでの存在感が大きくなるんでしょうね。

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