大河ドラマ「西郷どん」では西郷満佐(さいごう まさ)という名前で登場。松坂慶子さんが演じる肝っ玉母さんとして描かれます。
代々・薩摩藩士の家に生まれ育った満佐子は、同じ薩摩の下級武士の西郷吉兵衛に嫁ぎ、やがて西郷隆盛を産みます。
生活は楽ではなく、たくさんの子供の面倒をみる良き母親でした。
隆盛の母・西郷満佐子についてわかりやすく紹介します。
西郷満佐子(さいごう まさこ)・隆盛の母
満佐(まさ)も政子(まさこ)とも書きます。「マサ」の読み方が同じならいいということなのでしょうか。
満佐子は薩摩藩士・椎原国紀の娘でした。そのため、椎原満佐(しいはら まさ)ともいいます。
椎原家も代々島津家に使える武士。家格は新番といわれ、西郷家とあまり変わらないようです。
1827年ごろ。薩摩藩士・西郷吉兵衛と結婚したといいます。
吉兵衛と満佐子の仲はよく、吉兵衛との間に4男3女が産まれました。
最初に生まれたのが長男・吉兵衛(後の西郷隆盛)です。
その後も続々と子供が産まれました。
長女・菊
次男・吉二郎
次女・鷹
三女・安
三男・従重
四男・小兵衛
西郷家は城下に住む武士の中では下から二番目の低い身分。家族も多いため、生活は楽ではありませんでした。苦しい台所事情を支えるのが満佐子の役目でした。
良き妻や母として
晩年。夫の吉兵衛が病に倒れたとき、自身も病床にあったにもかかわらず献身的に看病したといいます。
吉兵衛の死後、
嘉永5年11月29日(1853年1月8日)。満佐子も亡くなりました。
この時期吉之助の祖父・竜右衛門も亡くなりました。西郷家は1年で3人もの家族が亡くなったのです。
西郷吉之助とたくさんの子供達を産み育てた良妻といわれています。
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