2 飛鳥時代

物部守屋・蘇我氏と争い敗れた古代豪族の長

物部守屋は仏教の導入に反対して、蘇我馬子と対立した人物として知られます。 物部戦争のときには聖徳太子(厩戸皇子)が四天王像を作って祈願したという話も有名です。 物部氏は古くから天皇(大王)に仕え大和朝廷を支えてきました。物部氏は戦いに長けた...
1 古代

邪馬台国はどこにある?方角と地理的条件から検証

魏志倭人伝に書かれている距離以外の地理的な条件から邪馬台国の場所を調べてみたいと思います。魏志倭人伝の中から方角とかどの方向に何がある。といった条件を調べてだいたいどのへんにあったかというのを明らかにしてみようと思います。
1 古代

邪馬台国の場所を魏志倭人伝に書かれた距離から調べたら

邪馬台国はどこなのか? 卑弥呼がいたのはどこなのか? 九州説・畿内説はたまた吉備説・近江説・出雲説など様々な説があります。 魏志倭人伝には行程や距離も書かれているのですが。これが曖昧です。はっきり言ってあてになりません。 それでも知りたい。...
1 古代

仲哀天皇・九州北部を支配下においたのに存在感が薄いのはなぜ

仲哀天皇は第14代の天皇。 4世紀ごろに存在したと思われるヤマト(倭)の大王(おおきみ)です。 ところが倭建命(日本書紀では日本武尊)の息子といいながら妃の神功皇后や息子の応神天皇の影に隠れがちです。妃や息子が目立ちすぎているためいまいち存...
1 古代

仲姫命とはどんな人?

仲姫命は応神天皇の妃で仁徳天皇の母です。 仲姫自身のエピソードはほとんど伝わっていません。しかし八幡神社にも祀られる神様になっています。 仲姫命とはどんな人だったのでしょうか。 仲姫命とは 名 前:仲姫(なかつひめ)、仲津姫、古事記では中日...
1 古代

倭の五王と東アジアの国々(2)倭王珍(仁徳天皇)から倭王武(雄略天皇)まで

倭の五王と東アジアの国々の関わりを日本書紀、宋書、三国史記、好太王碑などから明らかにしていきます。そこにはダイナミックに世界の国々と関わる倭王の姿があります。 既に倭王讃までの時代はこちらで紹介しました。 倭の五王と東アジアの国々(1) 倭...
1 古代

倭の五王と東アジアの国々(1) 倭五王以前から倭王讃(応神天皇)まで

倭の五王は応神天皇から雄略天皇の時代だといわれています。ではその時代には具体的に何がおきていたのか知りたいと思ったので宋書の内容を日本書紀や好太王碑文、三国史記などと照らし合わせて年表形式にしてみました。日本書紀は年の表記がかなり水増しされ...
1 古代

倭の五王はどの天皇になるの?

倭の五王は古代中国の歴史書「宋書」「梁書」などに書かれている倭国の五人の王のことです。 古代日本史を調べる上で倭の五王が誰なのかは大きな問題です。様々な説があります。機内を中心にしたヤマトの勢力以外にも九州説が出されたことがありました。 で...
1 古代

允恭天皇とはどんな人?

反正天皇は第19代の天皇。 5世紀に存在した大和の大王です。 古代中国の歴史書「宋書」「梁書」にある倭の五王の「済」ではないかともいわれています。 允恭天皇とはどんな人だったのでしょうか。 允恭天皇という諡号は奈良時代に付けられたものです。...
1 古代

履中天皇 兄弟の争いを制して仁徳天皇のあとを継いだ大王

履中天皇は第17代の天皇。 5世紀に存在した大和の大王です。 仁徳天皇の長男であとを継ぎました。しかし即位直前に弟に反乱を起こされて宮殿を焼かれてしまいます。 古代中国の歴史書「宋書」「梁書」にある倭の五王の「讃」にあたる人物ではないかとも...
1 古代

反正天皇 兄のため、謀反を起こした兄弟を暗殺して次の天皇に

反正天皇は第18代の天皇。 5世紀に存在した大和の大王です。 古代中国の歴史書「宋書」「梁書」にある倭の五王の「珍(彌)」にあたる人物ではないかともいわれています。 反正天皇とはどんな人だったのでしょうか。 反正天皇という諡号は奈良時代に付...
1 古代

百舌鳥・古市古墳群とは

「百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群」が世界遺産の登録がほぼ確実になりました。 百舌鳥・古市古墳群について紹介します。 百舌鳥・古市古墳群とは大阪府の堺市、羽曳野市、藤井寺市のあたりにある古墳の集まりのことです。大きく分けて百舌鳥古墳群...
7 近現代

北里柴三郎 ノーベル賞候補にもなった細菌学者

北里柴三郎は伝染病や感染症の治療に生涯を捧げた医学者です。 破傷風の血清療法を開発。ノーベル賞候補にもなりました。 慶応義塾大医学科や日本結核予防協会、私立北里研究所、日本医師会の設立に尽力しました。 令和6年(2024年)度からは1000...
7 近現代

渋沢栄一 道徳を持ち近代日本の経済発展に貢献した実業家

渋沢栄一は近代日本の経済発展に貢献した人物です。500を超える銀行や企業の設立に関わり、東京商工会議所、東京株式取引所などの経済団体も設立しました。 渋沢栄一は経営者に高い道徳心を求めました。自分の利益だけを追求するのではなく、人を騙すよう...
7 近現代

津田梅子・古い価値観と闘った女性教育者

津田 梅子は津田塾の創始者として知られる教育者です。女性が学問をするのはふさわしくないという儒教の価値観が根強い明治・大正時代に女子教育に熱心に取り組みました。幕末に産まれ明治を生きた女性でありながら昭和の人々よりも進んだ考えを持つ女性とい...
3 奈良時代

「令和」のもとになった万葉集・梅花の詩32首の序文とその現代語訳

平成の次の元号が「令和」になりました。 「令和」は万葉集の梅の花の宴で作られた32首の和歌の前に付けられた序文から選ばれています。 令和の言葉があるのは短歌の部分ではなく、短歌を集めた部分の前に書かれた序文から。いつどこでどういう状況で詩が...
2 飛鳥時代

山上憶良 庶民の生活を詠んだ万葉の歌人

山上憶良は奈良時代の公家で歌人です。万葉集にもその詩が載る有名な歌人でした。 他の貴族があまり歌わないような庶民の生活の苦しさや家族の愛情を詠んだ詩が多いのが特徴です。 しかしその前半生は謎に包まれています。貴族の家に産まれながら貧しかった...
2 飛鳥時代

大伴旅人 都を守る親衛隊長は酒と風流が好きな歌人だった

大伴旅人は飛鳥時代から奈良時代の公家で歌人です。 百人一首で有名な大伴家持の父親です。旅人は家持に比べるとあまり知名度はないかもしれません。でも元号の「令和」が大伴旅人の屋敷で行われた梅花の宴で詠まれたものなので注目されました。 しかし大伴...
4 平安時代

安倍晴明 平安時代最強の陰陽師の本当の姿とは

安倍晴明(あべの せいめい、はるあきら)といえば最も有名な陰陽師です。 漫画やドラマ、小説などで有名になりました。しかしドラマや漫画で描かれる清明は若い頃から優秀な陰陽氏として活躍するイケメンとして描かれます。しかし実際の清明は40歳を過ぎ...
3 奈良時代

井上内親王 怨霊になって桓武天皇を呪った?悲劇の皇后

井上内親王は奈良時代に生きた聖武天皇の娘。桓武天皇の父・光仁天皇の皇后です。 斎王となり伊勢神宮で仕えていましたが斎王を引退後。白壁王(後の光仁天皇)と結婚。酒人内親王(さかひとないしんのう)、他戸親王(おさべしんのう)の二人の子供を出産し...
PR