光る君へ 23話 雪の舞うころ あらすじと感想・朱仁聡と周明の正体が明らかに

光る君へ

大河ドラマ「光る君へ」第23話 雪の舞うころ あらすじと感想ネタバレの紹介です。

まひろと藤原為時は越前に行く途中、宋人の様子を見るために敦賀の松原客館を訪れました。

為時たちは、宋人の朱仁聡や通事の三国若麻呂たちの出迎えを受けました。海に出かけたまひろも周明と出会います。

その後。為時とまひろは越前国府に到着。現地の役人に迎えられるのですがどうも様子がおかしい。

ところが通時の三国若麻呂が殺害されてしまいます。

 

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主な登場人物

・まひろ/紫式部
演:吉高由里子
ドラマのヒロイン。源氏物語の作者。

・藤原道長/三郎
演:柄本佑。
藤和兼家と時姫の三男。

・藤原為時(ふじわらの ためとき)
演:岸谷五朗
まひろ(紫式部)の父。

・藤原惟規(ふじわらの のぶのり)
演:高杉真宙
まひろ(紫式部)の弟。

・藤原宣孝(ふじわらの のぶたか)
演:佐々木蔵之介
為時の友人。

・藤原詮子(ふじわらの あきこ)
演:吉田羊
兼家の娘。道長の姉。円融天皇の女御。

・周明(ヂョウミン)
演:松下洸平

 

 

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第18話 岐路

2024年6月9日放送。

通時殺害事件の犯人は?

通時の三国若麻呂殺害の犯人として捕らえられたのは宋人の朱仁聡でした。でも周明がやってきて「朱は三国を殺していない」と日本語で言います。

取り調べの結果。三国を殺したのは下人の早成でした。宋との商いのことで三国と早成はもめた末に転倒した早成が頭をぶつけて死んでしまったのでした。

早成の死に方があっけない。というか、このドラマアクションの演出下手ですよね。

宋の密命を受けてやった来た朱仁聡

無実だとわかった朱仁聡は釈放され。朱仁聡も本当のことを話します。朱仁聡たちは商人ではなく官人(役人)で、宋の朝廷の命令を受けて日本と商売するためにやってきたというのです。彼らは命令を実行しないと帰れないといいます。

でも為時は越前での商いはできないので国に返すようにいわれているので、困ってしまいます。

源三雅の不安が的中したわけですが。源三雅も無実の朱仁聡を陥れようとした罪でしばらく謹慎することになりました。

なんで宋の朝廷は日本と貿易するためにわざわざ商人に偽装した役人を日本に送る必要があるんでしょうか?普通に使節を派遣したらいいだけでは?

歴史上は日本と宋は政府レベルでの国交はなかったのですが。民間の取引はありました。宋の朝廷はあんまり鎖国に厳しくなくてユルユルだったんですね。宋の経済は凄いとよく中国史研究者は言うのですが、その理由の一つがこうした活発な貿易にあったようです。

歴史上も朱仁聡という宋人が敦賀に来たのは事実。為時が派遣されたのもそのためだろうと言われます。

歴史上の朱仁聡が役人かどうかはわかりません。日本に来て朝廷に貢物を送ったり商売をしてました。トラブルを起こすこともあったようです。

周明の正体

宋人だと思っていた周明が日本語を話したのでまひろは驚きました。まひろは周明に日本人かと聞きますが、宋人だと答えます。

周明は対馬で生まれましたが口減らしのため捨てられ。宋人の船に拾われて宋で暮らしました。でもそこでも家畜のような扱いをうけたので逃げ出し、助けてくれた医師に弟子知りして医師になったのでした。

それでもまひろは宋が素晴らしい国だと思っているので、周明を羨ましいと思うのですが。周明は宋人を信じるなと言います。それでもまひろは周明から宋語を教わるのでした。

まひろは本気で身分に関係なく試験を受ければ誰でも役人になれると思っているのでしょうね。確かに話だけ聞くと素晴らしいように思えるかもしれませんし。そう思っている日本人は多いでしょう。

科挙に合格するためには何年も勉強だけをする環境が必要。10年以上かかるのは当たり前。勉強だって本を読むだけではできません。先生について漢文の解釈を教わらないと無理。漢人ですら漢文を完全に理解するのは至難の業です。実質的には金持ちや特権階級でないと合格できないしくみになってるのです。

でも日本にいる者にそれを理解しろと言っても無理ですよね。

宣孝のプロポーズ

まひろが周明と会ってると、本当に宣孝がやってきました。宣孝は何とまひろに妻になれと言うのでした。

宣孝はその気がありそうな雰囲気はしてました。でもなかなか言い出さないしいつするんだろうと思ってましたが。ついにプロポーズが始まりました。

さてまひろはどう答えるのでしょうか?

 

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