大河ドラマ「光る君へ」第3話あらすじと感想

光る君へ

大河ドラマ「光る君へ」第3話 謎の男 のあらすじとネタバレの紹介です。

初回放送:2024年1月21日予定。

 

母ちやはの死から6年が経ち。まひろは15歳になりました。まひろは母が殺害されたことを隠して右大臣家に仕える父・為時を許すことができません。

右大臣・藤原兼家は娘の詮子が産んだ子を将来の天皇にするため。詮子と懐仁親王を実家の東三条殿に戻らせ。懐仁親王を人質にして円融天皇を退位に追い込むことにします。

兼家は次男の道兼に対して女房を手懐けて天皇の食事に薬を入れて弱らせろと密命を与えます。

まひろが外出していると道を歩いていると若い男がぶつかって走り去っていきました。次に放免(ほうめん)がやってきて男が逃げてこなかったか聞きます。まひろは違う方向を指しました。すると放免はその方向にいた男を捕まえました。ところが捕まった男は三郎でした。

さて、まひろの嘘で道長(三郎)が捕まってしまいました。道長は助かるのでしょうか?でもあの兼家の息子ですからね。

兼家は自分の孫を将来の天皇にするため次々と手を打ってきます。兼家はそうとうな策士ですね。でも円融天皇も自分の子を天皇にしたいという思いはあるだろうし、子供を人質に取られたらどうしようもありません。結局は兼家の思い通りになるのかな。

 

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主な登場人物

・まひろ/紫式部
演:吉高由里子
ドラマのヒロイン。源氏物語の作者。

・藤原道長
演:柄本佑。
藤和兼家と時姫の三男。

・藤原為時(ふじわらの ためとき)
演:岸谷五朗
まひろ(紫式部)の父。

・太郎
演:高杉真宙
まひろ(紫式部)の弟。

・藤原宣孝(ふじわらの のぶたか)
演:佐々木蔵之介
為時の友人。

・藤原兼家(ふじわらの かねいえ)
演:段田安則
右大臣。九条流藤原家当主。道長の父。

・藤原詮子(ふじわらの あきこ)
演:吉田羊
兼家の娘。道長の姉。円融天皇の女御。

・円融天皇(えんゆうてんのう)
演:坂東巳之助
64代天皇。

・師貞親王(もろさだしんのう)
演:本郷奏多
皇太子、後の花山天皇

・藤原道兼(ふじわらの みちかね)
演:玉置玲央
兼家と時姫の次男。道長の兄。

・藤原実資(ふじわらの さねすけ)
演:秋山竜次
蔵人頭(秘書室長)・頭中将。小野宮流藤原家。九条流のライバル。

 

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第3話 謎の男 あらすじ

 

道長は放免に捕えられてしまいました。まひろはその人は違うと言いますが聞き入れてもらえず道長は目で俺に構うなと合図して連行されてしまいました。

その後、道長は右大臣家の息子だと分かって釈放されます。

三郎(道長)の招待を知らないまひろは家に戻り三郎を心配していました。でもどうすることもできません。すると鳥の鳴き声が聞こえてきます。外に出てみると昼間の男がいてあいつは無事だと教えてくれたのでした。

まひろは弟の太郎に三郎を探してもらいました。でも三郎は貴族ではないと聞いていたのでわかりません。

道兼は父・兼家の命令で女官を使って円融天皇の食事に毒を仕込んでいました。祈祷したにもかかわらず円融天皇の体調が回復しないのを不審に思った実資は調査を開始します。

まだ安心できない兼家はライバル・左大臣家の動きを知ろうとしていました。まひろは父の為時から左大臣・源雅信みなもとの まさのぶの屋敷に行き、倫子ともこの歌会に出席するように言われます。まひろは家格の違いに戸惑いますが。雅信の妻・藤原穆子ふじわらの むつこは為時の遠い親戚だから問題ないというのです。

左大臣家に行ったまひろは屋敷の豪華さに驚きます。まひろは穆子から倫子とその友人に紹介され仲間にいれてもらうことに。

倫子の教育係の赤染衛門あかぞめえもんの指導のもと和歌や漢字の勉強をしたりするのでした。

家に戻ったまひろは父・為時から左大臣家の様子を詳しく聞かれました。自分を間者にした父に腹が立つまひろでしたが、左大臣家には通うことにします。

まひろは左大臣家から帰る途中、道長と再会。二人は見つめ合うのでした。そのとき、散楽の男の仮面がはずれ素顔があらわに。それはまひろに道長の無事を伝えた男でした。

 

放免(ほうめん)=検非違使庁の下級役人。犯罪者逮捕が役目。

 

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感想

 

源倫子が登場。左大臣家が暮らす土御門邸は右大臣家にまさるとも劣らない豪邸。雅な感じが画面から伝わってきますね。まひろでなくても圧倒されます。

源倫子は宇多天皇のひ孫にあたる姫君で22歳。この当時の公家の女性なら行き遅れと言われても仕方ありませんが。父・源雅信が天皇に嫁がせようと選り好みしていたせいで結婚が遅れてしまったのです。

漢字を練習する場面がありますね。これは「偏とり」という遊びです。源氏物語にも偏とりの場面があります。

昔の女性には学問は必要ないと言われるのですが。それは武家の話。平安時代の皇族や上級貴族の女性は教養が必要とされました。漢文を読むのも流行っていました。だから上級貴族の女子にも漢字の教育は行われていました。でもよほど上昇志向のある人でないとなかなか覚えようとしませんよね。

紫式部は下級貴族なので漢文が読めるのは珍しい方ですが。学者の家という環境のせいでしょうね。

ここで登場した赤染衛門は後に紫式部とともに中宮彰子に仕える女房になります。もともとは倫子つきの女房。この人も頭のいい人です。

道長と藤原公任ら同僚たちも登場。イケメンのアイドルグループみたいな雰囲気です。当時としてもトップクラスの貴公子の集まりですよね。こういう雰囲気は今までの日本の歴史ドラマ・時代劇にはありませんでしたよね。

最後にまひろと三郎(道長)は再開。三郎は右大臣・兼家の息子ですから役人に捕まっても大丈夫でした。

 

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