大河ドラマ「光る君へ」第15話 おごれる者たち のあらすじと感想の紹介です。
藤原兼家が亡くなり、その長男・藤原道隆が摂政になりました。
道隆は我が子・伊周(これちか)をわずか17歳で蔵人頭に任命。
自慢の息子伊周のために母・高階貴子(たかしなの たかこ)は妻選びのため和歌の会を実施。そこにまひとろききょうも招かれるのでした。
摂政になった道隆は民の生活にはめもくれず一族の反映ばかり考え。娘の定子を中宮にするというのですが。
主な登場人物
・まひろ/紫式部
演:吉高由里子
ドラマのヒロイン。源氏物語の作者。
・藤原道長/三郎
演:柄本佑。
藤和兼家と時姫の三男。
・藤原為時(ふじわらの ためとき)
演:岸谷五朗
まひろ(紫式部)の父。
・藤原惟規(ふじわらの のぶのり)
演:高杉真宙
まひろ(紫式部)の弟。
・藤原宣孝(ふじわらの のぶたか)
演:佐々木蔵之介
為時の友人。
・藤原詮子(ふじわらの あきこ)
演:吉田羊
兼家の娘。道長の姉。円融天皇の女御。
・藤原道隆(ふじわらの みちたか)
演:井浦新
兼家と時姫の長男。道長の兄。関白。
・藤原道兼(ふじわらの みちかね)
演:玉置玲央
兼家と時姫の次男。道長の兄。
・清少納言(せいしょうなごん)/ききょう
演:ファーストサマーウイカ
中宮定子に使える女房
第15話 おごれる者たち あらすじと感想
放送日 2024年4月14日
藤原道隆(ふじわらの みちたか)は、公家たちの反対を押し切り娘の定子(さだこ)を一条天皇の中宮にしました。
さらに皇太后の詮子(あきこ)を内裏の外にある職御曹司に移らせました。
実の姉で一条天皇の母である詮子まで追い出すとは強引です。確かに二人の仲はあまりよく有りませんけどね。
それから2年。一条天皇の配役が塩野瑛久に交代。一気に成長しましたね。
でもあいかわらず道隆が独裁しています。息子の伊周や自分に近いものを多く出世させ露骨な身内びいきの人事をしています。
定子の後宮をさらに華やかにするため高階貴子は漢詩や和歌の上手な女房たちを集めようと計画。そうすれば次の世代を担う若く有能な公達も定子の周りに集まると考えました。そこでききょうが呼ばれ、定子に使えることになります。
清少納言の誕生です。この清少納言は自信家で中宮定子推しでイメージにぴったりですね。
道長は中宮の官吏を任されていましたが、兄・道隆が中宮のために多く出費するので気に入りません。道隆には何を言っても無駄です。
そのころ、まひろは、友人のさわとともに近江の石山寺に出かけました。するとそこには藤原道綱の母・寧子(やすこ)がいたのでした。
この藤原道綱の母といえば「蜻蛉日記」の作者。夫との生活を赤裸々に書いて夜に出した人物です。まひろも蜻蛉日記の読者だったので感激。
ところが道綱がまひろを気に入って夜這いをかけようとするのですが、まちがってさわの所に行ってしまったからさあ大変。
まあ、当時は女性の顔を見るのも簡単ではなかったのでこういうことも会ったかもしれませんね。さわは道綱にあこがれていただけに、必要とされているのが自分ではないと知ったときの落胆は気の毒です。
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